メディア異人列伝 価格: 2,310円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 『噂の真相』は時々本屋で立ち読みしたが、この連載には興味がなかった。相手の発言に大幅な編集を施し、寸評を加えてまとめるタイプのインタビュー記事は、屈折がかかりすぎて信頼性が低い。少なくとも私の好みではない。しかし足掛け11年、114人分のインタビュー(に基づく人物紹介)が並ぶと、また違った意味が出てくるようだ。人選は書き手や編集側の統制下にあったとは言え、存在しない人物を引っ張って来る訳ではないし、採り上げられて不思議じゃない人間の母集団は、やはり何らかの回路を通じて「時代」とつながっている。だから数が重要なのであって、数をこなすことで座標平面にぼんやりと「時代」が点描されるように思う。「 |
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YOSUI TRIBUTE 価格: 3,200円 レビュー評価:4.0 レビュー数:23 飽きっぽい私がこれほど何度も聞き返すアルバムはそうありません。
知らないアーティストもいましたが、どれも聞いて損のない曲ばかり。 |
サヨナラCOLOR~映画のためのうたと音楽~ 価格: 2,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 少し耳にしただけで、メロディーと詞、そして忌野清志郎のコーラスが耳から離れなかった。
本当に素朴な、ありふれた言葉の羅列でできている詞なのに、心にしみ込んでいく。
清志郎のコーラスがまたたまらなくいい。自分が自分に問いかけるようで・・・
『でも 君はそれでいいの?
夢の続きはどうしたの?
僕を忘れても いいけど
自分はもう はなさないで 』
『自分』を見失いそうになっている人、そして新しい『自分』を探そうとしている人。そんな人達の背中を、ほんの少し |
新版 十年ゴム消し 価格: 1,529円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 いわゆるRCサクセションの暗黒時代(福生時代というのかな?)に書き綴られた清志郎の詩と日記と私小説。 本人もリードで書いている通り、本当にいろんなことが書ける時間があったんだと思う。もちろんリンコさんや本名で登場のCHABOさんはじめ、メンバーや元メンバーやがてメンバーなど関係者が登場してくる。 あの名曲たちが生まれる瞬間を切り取ったような生々しい言葉たち。タレント本扱いで売られることが多いが、実は方丈記のような極めて純粋な散文随筆なのかなと感じることもある。 |
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不確かなメロディー [DVD] 価格: 3,990円 レビュー評価: 4.5 レビュー数:5 忌野清志郎率いるバンド、ラフィータフィーの全国ツアー「マジカデ・ミル・スター・ツアー2000」の模様を追った劇場用ドキュメンタリー。マイクロバスで全員そろっての移動や、リハーサル、客入れ、もちろん演奏といった、舞台裏を含めたツアーの全容を楽しめる作品。ラフィータフィーとしての曲はもちろん、過去のヒット曲、それに各方面で話題となった日本国家も斉唱、全17曲を聴くことができる。 また、バンドの各メンバー及び清志郎自身へのインタビューにかなりの時間が割かれており、清志郎の音楽への態度や、高校時代にRCサクセションとしてデビューしてからの、決して楽ではなかった30年の道のり、なぜバン |
RUFFY TUFFY 価格: 2,000円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 基本的に清志郎の歌が好きな人はレビューなど気にせずに買うと思うので、それ以外の方へ。
i-tuneとかで試聴してもあまり気に入る人は少ないんじゃないかなー。
客に媚びない清志郎の歌。30秒ではお気にめすまい。
このアルバムにも名曲はたっぷり「風だらけ」「QTU」「夢」。
今聞いても最高の曲だと思える。
90年代末にこんなに愛のつまったアルバムは清志朗しかできなかったんじゃないかと思う。
初めて買う清志朗はこのアルバムでなくても良いかもしれけど、聞きたいものが見つからない・次に何を買おうか迷っている方にはお勧めできる。そん |
Home Girl Journey 価格: 3,059円 レビュー評価:5.0 レビュー数:9 『Super Folk Song』『Piano Nightly』に続く、事実上のピアノ弾き語りアルバム第3弾である。 ニューヨーク郊外に作られたプライベートスタジオで、リラックスした雰囲気のなかでの録音効果が発揮された、前2作とは異なる高級感をまとった作品である。彼女が歌いたいと切望してやまない縁あるミュージシャンたちの名曲や、アレンジされた艶々しいピアノのぬくもりが、時空を越えた旅に連れて行ってくれる。誰も真似できない独特な彼女の語らいに、ほのぼのとした安心感を与えられてはその情熱に強打され、思わず涙してしまいそうだ。 存在感が際立つオリジナル<14>は必聴であ |
忌(いまわ)―忌野清志郎は生きている! 価格: 840円 レビュー評価:1.5 レビュー数:11 出版社側の乱暴な抜粋コメントの羅列。
この便乗商品にお金を出してしまったことを清志郎さんに謝りたい気持ちでいっぱいです。
二度と第三書館という会社の本は買いません。
ビビンビ便乗便乗便乗?♪ |
GOTTA(ガッタ)!忌野清志郎 (角川文庫) 価格: 652円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3
ナレーターの進行により物語は進んでいきます。「清志郎はデビュー当時恐ろしく貧乏だった。が、タバコらしきものはしっかり持っていた」......
RCサクセションの名前の由来や(元のバンド名はクローバー(C))メンバーの事、レコード会社の事、曲の事、彼が近眼だったこと、など清志郎の言葉で書かれています。
高校生の時バンドを結成し、リンコを『リンコさんはベースが似合う』と持ち上げ自分の背丈より高いウッドベースをリンコが購入した様子などは、それを持ち運んでいたことを想像するとおかしくてたまりませんでした。
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