|
|
|
|
どこかの街の片隅で 価格: 1,785円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 全10話の短編集は著者がテレビ局に勤めているからかもしれないが、
ドラマの1話になりそうな展開ものが印象に残る。
1話だけ「花曇り」が、囲碁を生業とする名人位の話で、
タイトル戦の第二着を下ろすまでに名人が囲碁の世界で背負ってきた人生が描かれていて、とても味わい深い作品だった。
他は、ラストのどんでん返しが繰り返されるパターンばかりで、
読み進めていくうちにラストが透けて見えるので面白くない。
|
パンズ・ラビリンス 価格: 714円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 ノベライズ本であり、原作ではありません。
読んでいるうちに映画の場面を思い出します。ノベライズなので本当にそのままです。
描写が淡々としすぎているのがやや気になりましたが、1944年のスペインの状態などが詳しく解説されており、パンズラビリンスをより深く楽しめます。
映画は衝撃的ですので本だけでなく映画のほうを見ることをオススメします。
歴史的背景のある残酷で美しいダークファンタジー。
残酷なシーンは本当にすさまじいので綺麗なファンタジーを求める人にはおすすめできません。 |
乱歩賞作家 黒の謎 (講談社文庫) 価格: 770円 レビュー評価:3.0 レビュー数:2 様々なタイプの作品が5編です。
作風も文章力もかなり差があり、どうしても比較して読んでしまいます。私がいいと思ったのは「花男」と「グレーテストロマンス」です。「花男」は文章が落ち着いていて感情移入をしながら読みすすめる中に何とも言えない味わいがあります。「グレーテストロマンス」は作者の圧倒的な力量の中に引き込まれつつ読み進めます。いつもながら後味の悪さも格別です。
|
|
|
|
伝説の就活 青 業界研究・自己分析 価格: 1,470円 レビュー評価:1.0 レビュー数:1 まだ就活のことについてなーんにも知らなくてサークルしかやったことがないような人に対して向けられた本だと思います。
就活に対して当たり前のことを、当たり前につづってあるのでまだ何も知らない人、何から手
をつけていいかわからない人にはいいのかも。
それはそれで需要のある本だとは思うけど「伝説の」なんてつけるほどのことは書いていないので、更なるレベルアップを望んでいる人にはお勧めしません。
書き方、内容はよくいえば易しくてわかりやすい。
悪く言えばありきたり、内容が薄い。
これくらいなら大学の就職部 |
|